【2025年版】日本政策金融公庫の面談での正しい服装は?

日本政策金融公庫の面談での正しい服装は?

服装に決まりはあるのか

結論、必ずこの服装でなければならないという決まりはありません。

 

ただし、融資を申し込むにあたって不利になるであろうNGな服装ふさわしいと思われる服装はあります。

 

当事務所『アップ創業支援行政書士事務所』が面談対策を行う際にご説明していることを解説します。

日本政策金融公庫の面談においてNGな服装とは

日本政策金融公庫の面談においてNGな服装の例は以下のようなものになります。

・Tシャツ短パンなどラフすぎる格好
・ぼさぼさな髪
・派手すぎるアクセサリー
・サングラス

など、社会人として常識がないと思われる格好はNGと私は面談対策でお伝えしています。

 

理由としては、日本政策金融公庫の面談、特に創業融資においては創業計画書などはもちろんのこと、創業者の人間性が非常によく見られます。
創業融資を受ける場合の多くは経営の実績がありません。なので、創業融資の担当者は通常の融資と比較して定性面といわれる数字以外の情報をたよりに融資を実行するかどうかを判断しています。

 

この定性面をアピールする材料には、創業者のこれまでのキャリア、起業を志したきっかけ、自己資金を貯めてきた経緯などいろいろありますが、服装から感じられる真面目さや好感度なども例外ではありません。
(上記の定性面でのアピール方法も後日コラムで解説します!)

 

想像してみてください。
あなたがお金を貸すとして、全く同じ返済計画を持ってきた二人の人物がいたとします。
一人は、清潔感のある真面目さを感じさせる服装ですが、片方はぼさぼさな髪でほとんど寝起きのような格好です。どちらの返済計画の方が信頼できるでしょうか。全く同じ返済計画でも前者の方が信頼できると思います。

日本政策金融公庫の面談でのふさわしい服装とは

では、逆にふさわしい服装とはなんなのか、
結論、スーツを着ていけば間違いはありません。
チェックポイントは以下のようなものです。

・アイロンがしっかりあたっており、しわがない
・サイズがあっている
・清潔感のある髪型
・ネクタイを締める場合はしっかり上まで締める

など、最低限のスーツ着用のマナーを押さえておけば問題ありません。

スーツがないときはどうすればいいか

ただ、前職の関係でスーツを持っていない方もいるかと思います。
その場合は無理にスーツを購入する必要はないと個人的には思っています。

 

例えば、ジャケパンスタイルといわれるような、ジャケットの下にTシャツを着るスタイルや、既に会社のユニフォームが完成している場合はそれらを着用しても問題はないと思われます。
重要なのは、この人はちゃんと返してくれるという印象を融資担当者に与えられるかどうかです。
同じ創業融資支援の専門家の中には服装は審査に全く関係ないという意見から絶対スーツという意見まで様々ですが、私個人としてはこのコラムでお伝えしている服装を意識しておけば問題ないと思っています。

 

【コラム】創業融資支援のプロが実際にあった質問に回答!

創業計画書はオリジナルの書式の方がいいですか?

 

日本政策金融公庫が公開している一枚ものの創業計画書で申し込もうと思っているのですが、オリジナル書式の方が審査に有利ですか?

 

申込は問題ないですが、審査面では少し懸念があります。

 

各項目の記載スペースが非常に小さく情報量が少ないことや現金ベースでのお金の動きが表現できないことが理由です。

 

具体的にはどのような創業計画書が望ましいですか?

 

例えば、【損益計画】については、売上を「客単価×客数」「休日、平日」「月ごとの変動」など、項目をしっかり深堀できる形式だと説得力があります。

 

現金ベースのお金の動きは【資金繰り表】を作成する必要があります。

「毎月の返済額」「入出金サイト」「税金支払い」などの【損益計画】にはない情報を考慮しているので、黒字化が難しい開業初期でも資金ショートせずに返済できることをアピールできます。

 

会計の知識が多少あるので、【売上計画】や【損益計画】は何とかなりそうですが、【資金繰り表】は難しそうです、、、

 

アップ創業支援行政書士事務所にご相談に来られるお客様もほとんどが【資金繰り表】に悩みを抱えておられるめ、作成支援後には非常に喜んでいただいております。

 

難易度は高いですが、提出できると審査が有利になることは間違いないので是非オリジナル書式としてご用意することをお勧めいたします。

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一度融資を断られるとどうなりますか?

 

融資は一度断れらると半年は再度申し込むことはできないというのは本当ですか?

 

絶対に半年という時間が必要というわけではないですが、一度断られると少し修正した程度では再度申し込みをしてもダメなケースが多いです。

 

逆に言えばしっかり創業計画書を改善できれば可能性があるということですか?

 

はい。可能性は十分にあります

 

ただし、創業計画書のどの部分がが不十分だったのか教えてくれないことも多いので、やみくもに再度再挑戦するよりも、専門家の支援を受けてどこがダメだったのかを分析したうえで再挑戦することを検討した方がいいかもしれません。

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公庫や制度融資など何を基準に選べばいいですか?

 

日本政策金融公庫以外で創業融資をうけられる制度はありますか?

 

地方公共団体が実施する制度融資というものがあります。

 

これは、地方公共団体と民間の金融機関、信用保証協会が連携して融資するもので、創業時でも利用できることが特徴です。

 

どの制度が一番有利ですか?

 

審査の難易度は同程度です。

 

融資の上限金額融資実行までのスピードは日本政策金融公庫の方が有利です。

 

信用保証料や利子などへの補助や、初期から民間の金融機関との取引を開始できるという点では制度融資の方がメリットがあります。

 

どちらにもメリットがあるため選ぶのが難しいですね。

 

そうですね。

 

開業までのスケジュールや今後の経営のスタイルなどからお客様に最適な制度に合わせてご支援させていただきますね。

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創業融資の支援を受けるメリットはなんですか?

 

専門家に報酬を支払って支援をお願いするメリットはなんですか?

 

融資を受けるだけなら自分でもなんとかできそうな気がしています。

 

融資を受けることだけが目的であればご自身で挑戦するのも一つの選択肢だと思います。

実際世の中にはご自身でもできるような質の低いサービスも存在しています。

 

アップ創業支援行政書士事務所のご支援では、【資金繰り表】を含むハイクオリティな創業計画書で融資の可能性を引き上げることはもちろんですが、開業後の経営でも活かすことのできる計画書作成を意識してご支援しています。

 

創業計画書は借りるだけのために作るわけではないのですね。

 

おっしゃる通りです。

 

開業後の経営は想定通りにうまくいくことはほとんどなく、計画書を用いながら振り返りと更新を繰り返していくことが大切です。

 

そういった経営の中でのPDCAに対応した書式で計画書を作成してもらえる支援は利用するメリットがあるかと思います。

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まとめ

まとめると、日本政策金融公庫の面談においては、正しい服装に規定はないがある程度印象が悪くならないように気をつける必要があるということになります。
自分が貸す側の立場ならどんな服装の人に貸したいかという意識を持って面談に望みましょう!

この記事の監修
行政書士 梅田遼翔

銀行融資診断士
アップ創業支援行政書士事務所代表

創業融資、許認可、会社設立をまとめて支援する創業のワンストップ支援を展開している。

創業後には財務コンサルタントとして『経営者をお金の悩みから解放する』をモットーに資金繰りの管理や追加の資金調達を支援。

全国すべての地域の創業の相談に対応している。

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